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第2回 Disease Biology Excellent Lecture Series(DBELS)

去る5月19日に、疾患生命工学センター分子病態医科学部門と教育研究支援部の共催でDisease Biology Excellent Lecture Series(DBELS)をスタートさせましたところ、ご多忙にもかかわらず90名にも及ぶ多数の先生・学生の皆様にご参加いただけました。ここに厚く御礼申し上げます。
引き続き第2回と致しまして、米国ワシントン大学医学部助教授、今井眞一郎博士をお招きし、”細胞老化と疾患 ―Sir2/Sirt1 とNampt/PBEF/visfatinの代謝・老化制御における役割―”についてご講演いただきます。
老化の研究の進展は近年目覚しく、とくに今井博士が最初にfunctional characterizationに成功されたSir2/Sirt1は、細胞老化を制御する中心的役割をもった分子の一つとして、大きな注目を集めています(Imai et al. Nature 403:795 (2000))。また細胞老化制御のメカニズムは、細胞の癌化やアポプトーシス、細胞のストレス応答など、生命現象の根幹となる他のメカニズムと深く関わりあっており、その意味で多くの疾患の基礎となっている可能性が高いと考えられます。引き続き、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時 6月13日(火) 12時~13時
場所 東大病院入院棟A 15階大会議室
連絡先 疾患生命工学センター分子病態医科学  宮崎徹
Tel 03-5841-1436 Fax 03-5841-1438 E-mail tm@m.u-tokyo.ac.jp